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人事異動の目的と種類

人事異動の目的

会社は、総務・経理・生産・営業等、いろいろな部署が集まって、ひとつの組織となっています。それぞれ目的や役割、活動内容もまったく違います。

しかし、会社の目的や目標は、経営理念やビジョンという形で表現されていて、一見バラバラに見えるそれぞれの部署の活動も、大きな意味で言えばひとつです。その目的達成のため手段のひとつが、人事異動といえるのです。

人事異動は、以下のことが目的で行なわれます。

人事異動の目的
  • 能力の開発
  • 労働意欲の向上
  • 労働力の効率的活用
  • 人心の刷新
  • 後継者の育成
  • 人脈の形成

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人事異動の種類

人事異動の種類

人事異動の主な種類は、以下の通りです。

  1. 職制上の昇進・降職(部長・課長等)
  2. 資格制度上の昇格・降格(社員1級・2級といった、職能資格制度の中での異動)
  3. 配置転換(同一水準と思われる他の職位への異動)
  4. 転勤(同一企業内の事業所間の異動)
  5. 在籍出向(会社に籍を残したまま関係会社等へ異動)
  6. 転籍出向(籍も関係会社に移す異動)

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異動の目的

異動の目的

異動が決定されたら、人事異動に対する前向きな姿勢が重要です。自分から望んだことではなくても、ポジティブに考えてみることは重要です。

例えば、ずっと同じ職場では、仕事に対する固定観念が生じ、自分の能力向上の妨げとなる場合もあるので、人事異動を自分自身の能力開発のチャンスが与えられたと考えるべきでしょう。新たな配属先で必要とされているからこそ、異動となることを忘れてはなりません。

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仕事の引継ぎ

仕事の引継ぎ

自分が担当していた仕事は、確実に後任者に引き継ぐ事が重要です。特殊な業務や得意先の特殊事項等は担当者にしか分からないため、フローチャート等で、業務の流れを示したり、顧客別の管理表等を作成しておくとスムーズな引き継ぎができます。

また、外回りの仕事をしている人は、後任者と一緒に得意先を回り、挨拶を兼ねて業務の引き継ぎを行いましょう。引継ぎがうまくいかないと、異動後質問にあい、結局時間を有効に使うことができなくなりますので、気をつけましょう。

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挨拶

挨拶

自分が担当していた得意先の担当者や、お世話になっている人には、取り急ぎ直接会ったときや電話で異動・転勤の旨を知らせておきましょう。

特に重要な人には、直接訪問して挨拶するか、一般的には転勤後、落ち着いた頃に挨拶状を出すこともあります。

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身の回りの整理

身の回りの整理

書類や資料は、後任者が決まっていれば、引き継ぎの過程で渡していきます。後任者が決まっていなければ、部門長か総務部等に一括して管理してもらいましょう。事務用品等の、会社からの貸与品については、すぐに後任者が使用できるように整理しておきましょう。

転勤であれば、家族も一緒か単身赴任かで準備も異なるが、いずれにせよ転居に伴う諸手続きが必要となるため、早めの準備が望ましいでしょう。

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配属したら

配属したら

どの職場にも、その仕事特有の知識や、仕事を効率的に遂行するためのノウハウが存在します。知識やノウハウを一日も早く吸収し、これを以前の職場で得た知識・ノウハウとうまく組み合わせることで、仕事に関する、自分自身のノウハウを構築することができるでしょう。

同社内での異動は、全部署での知識を生かすことが出来る場合が多いでしょう。自分の強みを生かして、がんばることを忘れずにいましょう。

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配属先では

配属先では

一日も早く頭を切り替え、新たな配属先に溶け込むことが重要です。 仕事のみならず、環境・人間関係も変わるので、最初は戸惑うはずですが、重要なのは「自分は、新たな配属先の一員である」ことを忘れないことです。

仕事の進め方等に関して、「以前の職場では○○であった」などと、言ってはならなりません。必ず職場には、その職場特有の仕事の方法や、職場文化が存在するはずであり、まだ、コミュニケーション不足の段階で前述のような言動を取ると、人間関係構築の障害となる可能性もあります。当初は、新たな職場の雰囲気に慣れ、良好な人間関係の構築に努力する事が大切です。

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